学会発表者の狂気に迫るインタビュー、第七回は北九州でアイドル×車というテーマの発表をなさった藤河ひとひさんに来ていただきました。
Twitter:@Hitohi_Fujikawa
Pixiv:https://www.pixiv.net/users/28065511
・アイマスとの出会い
―(温泉卿)じゃあ始めていこうと思います。早速なのですがアイマスとの出会いについて教えてもらってもいいですか。
はい。僕は元々艦これの方にいまして、艦これでpixivの方を漁ってるときに関連項目の一つとして小早川紗枝さんのイラストが上がってきて、それで興味を持ったのが初めてになります。
―なるほど。
そこから当時ちょっと携帯が貧弱だったのもあってアイマスっていう物があるのは知りつつ何も触らずにいたんですけど携帯の機種変のタイミングでアイマスのミリ、シアターデイズと、あとシンデレラのスターライトステージを入れて、確かそれとほぼ同時期にシャニのサービス開始があったので3ブランド一気に始めた形になりますね。はい、出会いとしてはこんな感じです。
―その後の変遷を教えてもらってもいいですか。
はい。最初はシンデレラから入ったのもあってミリオンに触れることはあんまりしてなかったんですけど、色々と曲を聴いていくと、シンデレラの曲ってこういう言い方したら何ですけどシャンシャンしてるじゃないですか。よく言えばものすごくアイドルらしい曲ではあるんですけど。
―はい。
それがこういまいち刺さらなかったと言いますかね。
―あーなるほど。
その関係で色々聞き漁っていってミリで確か一番最初に聴いたのが(ミリシタを)始めた当時が『花ざかりWeekend✿』のイベントの時で、その曲を最初に聴いて、あとは『瑠璃色金魚と花菖蒲』、白石紬ちゃんのソロ曲ですね。あれも最初のころに聴いてあそこら辺から徐々にハマっていって、多分一番究極落ちたのは『プリムラ』だったはずです。
―なるほど。
だからミリオンの方には曲から落ちたっていうのが正しいですかね。
・担当や推しについて
―わかりました、ありがとうございます。それでは、担当について教えてもらってもいいですか。
担当は、以前アイマス学会の方では各ブランドから3人紹介させていただいたんですけど、今は桜守歌織さんですね。ミリオンのそちら一人になります。
―それでは推しの方々というのはどうなりますか。
推しと言いますとミリオンの北沢志保さんですね。基本的にはその子になります。気になる程度を推しに含めていいのかちょっとわからないですけど、気になるっていうレベルだとシンデレラの方の関ちゃん、楽園を歌ってる子になりますね。
―ありがとうございます。今担当と推しというものを聞いてきたんですけども、担当や推しにそれぞれの定義の差みたいなものってありますか。
こちらは完全にあれなんですけど、こう客席側から応援したいのかそれともなんだろう、舞台袖から応援したいのかというところが違いますね。かなり違います。俯瞰して応援したいか一緒になって応援したいかみたいな。
―それはひとひさんの立ち位置が違うだけ…
立ち位置が違うだけです。盛り上げたいか、それとも盛り上がりを作りたいかみたいな。
―立ち位置が違うと見るアイドルの側面というものも変わってると思うんですけど、そこにはどういう違いがありますか。
それこそ単純な偶像としての彼女がいるっていうのが推しに対する僕の見解で、逆に担当となると人間そのものとして見ます。違いはそこぐらいですね、はい。
・発表要約
―なるほど、わかりました。では次に北九州での発表の要約をお願いしてもいいですか。
北九州での発表に関しては、僕がミリオンアイドルと各人と自家用車についてという題で発表させていただきまして、そもそも18歳以上のアイドル達っていらっしゃいますけどその方々はやっぱり免許証くらいね、流石に持ってるでしょうねという事で、じゃあ自家用車くらい持っててもまあ稼ぎあるしおかしくないんじゃないっていう形で作っていって、その関係でやっぱり色々キャラクターごとにその車種を設定して発表させていただいた形になります。
―その選定基準というものは何かあったんでしょうか。
選定基準に関しては学会の方でも発表させていただいたんですが、隣に立った時にアイドル達が映えるのかどうか、車ではなくアイドルの方がちゃんと映えてくれるのかどうか、そして彼女たちが選ぶかどうか、そして安全かどうかの三観点を主に動かしていきました。
・今後の展望
―では次に今後の展望の方についてお願いしてもいいですか。
発表したときはまだ十数人の成人組に限って発表を行わせていただいたんですけど、今丁度それより下の子、17歳以下のミリオン組ですね。765プロダクションに所属している52人のうちの17歳以下の方々の各自の自家用車についても考えさせていただいています。こちらは、想定としてというとあれですけど彼女たちが18歳にその場で成長したと仮定して考えています。流石に10年後くらいの自家用車を想像できないのでですね。
―そうですね、それは難しいですもんね。
そんな感じです。
―今後更にアイドルに適したというか良い車を選んでいく上で北九州での発表とちょっと変わったなみたいな所ってありますか。
そうですね。当時まだアイドル達に対して深掘りが効いていなかったっていうところもあったりすると思うので、そういった子たちに対してやっぱり深掘りをしていくにつれてイメージですとか彼女たちが重きを置くものというものが判明して、それが変わっていったり車種が変わっていったり、あとグレードですとか色ですとか、そういったところが変わって行く事はあると思います。さらに言えばこれ現実世界に即したものですので車の方が例えばモデルチェンジをしたですとか、逆に言うと車そのものが廃止になったりとかそういうこともありますから、その場合はまた新しい車を選ばなきゃいけなくて、という事も行っていきたいと思っています。
―わかりました。もしよければ変わった例を一例だけ教えてもらってもいいですか。
はい。一番大きく変わっているのは発表当時テスラのモデルSとして発表させていただいた徳川まつりちゃんですね。彼女に関してちょっと当時全然深掘りをしてなかったのでもう単純なイメージから想定させていただいたっていうのがものすごく申し訳ない限りなんですけどそれが今は深掘りをした結果フランスのDSオートモビルズさんが出しているDS7クロスバック(画像参照)という車に変わっております。
―なるほど。なぜそう変わったのかは今後の発表でお聞かせいただくことにして。
どっかでリアル学会があったら参加するかな。
・犯行動機
―期待しております。では犯行動機の方に移らせていただきます。この発表をされた動機、或いはアイドルに適した車を選ぼうとした動機みたいなものってどういう物だったんでしょうか。
まずちょっと参加動機の方に関してお話させていただいてもよろしいのかな。
―はい、お願いします。
参加動機に関しては多分そのアイマス学会そのものの発端っていいますかね、札幌が多分一度あったと思うんですけど、その札幌のツイート事態をリアルタイムでちょっとタイムラインの方で拝見をさせていただいておりまして、そのツイートがものすごく面白くてですね、こんな面白いものがあるんだったら参加したいなぁ、どこかそれこそ、流石に当時仕事はしてたんですけど、まあちょっとお財布の関係上北海道まではちょっといけないかなというのがあったので、東京か大阪ぐらいだったら行けるかなと思っていたんですけど、それが丁度小倉であるということで、あーじゃあもうそれは行くしかないじゃないという事で参加させていただきました。
―わかりました。
続いて発表そのものの動機の方ですね。こちらに関しては元々は発表の主軸として据えさせていただいた百瀬莉緒さんとプジョーの508(画像参照)を挙げていたんですけど、そちらの車に関しては元々ちょっとふわっと考えていたっていうのがありまして、学会が開催されるってことを知った時点ですぐ浮かんできたのがその百瀬莉緒とプジョーの508、でまあそれが自家用車という風に僕の中で想像が出来ていたので、それならもういっそのこと成人組全員分作ったろやないかいという事で全員分作りだしまして、それでスライドに纏めて発表させていただいたという形になります。
↓当該ツイート
莉緒はアレだよプジョーの508に乗ってるよ。
— 藤河ひとひ△ (@Hitohi_Fujikawa) 2019年6月3日
―ありがとうございます。ちなみにその車とアイドルというのを組み合わせた動機っていうのはどういったものになるんでしょうか。
そうですね、元々僕が車が大好きなんですね。当然の如くですけどミリオンのアイドル達も大好きなわけです、ですからまあ大好きなものと大好きなものをかけ合わせれば最強になる最高の方程式の下でやらせていただきました。
―わかりました。そうですね、発表でおっしゃられていた選定基準のほかに、裏に隠された選定基準があるんじゃないかという気がしていたんですけれども、そういうのってあったりしますか。
そうですね、ベースとなる物はやっぱり発表で(画像参照)ひとつめとして挙げさせていただいたアイドルが主役になるっていう事ですけど、アイドルが隣に立った時にそれぞれしっかりと映えるものであるというところが大きいです。先ほどもお話をさせていただいたんですけど、CMに抜擢されるレベルのそぐい方を備えているっていうことが大前提ではないんですね。当然やっぱり彼女たちのイメージですとか見た目から来るものに対してぴったり合うものっていう物が当然出てくると、CMとしては使われると思うんですね。ただ当然それはやっぱり順位付けがされるわけです。まあ五位くらいまである程度あったとして、その中でじゃあそれぞれに対して彼女たちの立場に立った時にどこに重きを置くか、人によっちゃデザインかもしれませんし人によっては名前かもしれません。内装かもしれませんし、あとはユーティリティですね、実用性。また人とのつながりを重視する子とかだったら何人乗れるかとかそういうところも考えるかもしれません。そういったところまで包括的に考えたときにそういうところにポイント付けをしていって一番ポイントが高いものというものが彼女たちの愛車そのものになるんじゃないかなと思って考えております。
―そのアイドル、偶像にあった車ではなくてアイドルさんの人格を表現できるような車を選定したかったといった感じですかね。
それに近いです。
・私的P観
―ありがとうございます。では私的P観に、先ほど担当と推しは見ているアイドルの側面が違うというお話をされていたじゃないですか。これはひとひさんの中でプロデューサーさんとファンというものが明確に区別されていることの証左なのではと思うんですが、これってひとひさんがssを書かれていることとも関係していたりはしますか。
そうですね。多少は関係はしてくると思います。ちょっと僕の方でもよくわからないんですけど多分関係はしてくると思います。
―因みに、ssを書くときってアイドルマスターの世界というのはどういう風に認識されていますか。
現実世界ですね。
―となるとアイマス世界という言い方はおかしいですね。現実世界の中にアイドルがどっかにいると。
そうですね。僕らがこうやって今生活をして、これだったら今収録ですね、もしている世界のどこか片隅でやっぱり彼女たちは寝てるかもしれませんし自主練をしてるかもしれませんし、もしくは深夜のロケとかがやってるかもしれない。そんな感覚で描かせていただいております。(編集註:録音は23時過ぎに行っています)
―とするとss作品に出てくるプロデューサーさんというのはひとひさんの分身だったりするんでしょうか。
では、ないです。
―ないですか、なるほど。
ただ、全くないとは言えません。全く違う存在であるかと言われるとそれは違いますね。
―ひとひさんではなさそうだった誰か。
そんな感じはしますね。僕がそもそも書いてる作品ていう物がPドルと言われる作品でして、プロデューサーとアイドルの恋愛ものというものになるんですけど、まあアイドル達に恋をしてもらえるほど私はもう出来た人間じゃないんですよ。ですから、こうある程度恋をしてもらえるようなね、そういう存在っていう物を作って描いてはいます。もう一つ言うとある程度やっぱり道筋を通すために、僕が僕の中でやっぱり色んな好きなものはありますけどそっからこうどれか一個とか二個とか引っ張ってきたうえでやりますけどね。その人の人格ってものは、そんな感じです。
―という事はひとひさんはssでアイドルを描くときにどういう立場にいらっしゃるんですか。
そうですね、映画とかでいうと監督の立場に近いです。
―というのは?
舞台を用意して役者を選定して道筋を決める、あとは当然やっぱり物語にアクシデントといいますか。後はそうですね、アドリブはつきものですからある程度の道筋を決めた上で脳内でにはなりますけど、彼女達が勝手に動く、その様を忠実に描き出すことはしてます。ただ当然これ監督という話はそのままなので、物語映えしなければそのシーンは削除しますし逆に無理くり動かすこともあります。そんな感じですかね。
―ではひとひさんがされているのはコマと筋書きを作るところまでですか。後は演者さん、アイドルさんたちが勝手に動いて…
登場人物たちがある程度勝手に動いてって形ですかね。たまに茶々を入れたりとかカットしたりとかっていうのが加わる場合もあります。
―じゃあドキュメンタリーみたいな感覚で撮られているんですね。
そんな感じが近いのかな、ドキュメンタリーともまた違う感じはするけど。どちらかというとノンフィクション映画が近いかもしれない。題材は180°どころかもっと違うけど、『アメリカン・スナイパー』とか『15時17分、パリ行き』とか、あそこらへんが近いかもしれない。当然モノローグのない映画ですね。
―あー、なるほど。
モノローグのないドキュメンタリーというか、ドキュメンタリーではないなあれは。ノンフィクション映画ですね。
―ノンフィクション映画ですね、わかりました。ところでひとひさんがPである時っていうのはどんな時ですか。
僕がPである時…それは最初に言ったタイミングで言う舞台袖から見てる人である時って話ですよね。
―今までの話を聞いているとssを書いている時のひとひさんは監督じゃないですか。
はい。
―そうだとするとひとひさんがひとひPである時っていうのはどんな時ですか。
どんな時だろう。
―あるいはずっとプロデューサーなんですか。
そうですね、ある意味ずっとプロデューサーではあると思います。基本的には、ただssを書く時だけ変わるのかな。それ以外の時は多分常時プロデューサーとして生きてるんじゃないかなとは思います。
―先ほどssにプロデューサーさんを出すときは自分ではないとおっしゃっていたじゃないですか。
はい。
―とすると自分ではない誰か一人がずっと出演しているっていう感じですか。
一人ではないですね。基本的には作品の数います。それぞれやっぱり違う人間がいるでしょうし違う趣味でしょうし、拘るところも違うと思います。そういうところも細部ではありますが表していけたらなーと思って書いてはいます。
―では、映画としては全然別の違うロールで違う演者さんがやられているっていう感じなんですね。
そうですね、同一監督作品みたいな感じですね。
―そうするとssに出てくるプロデューサーはひとひさんじゃないというお話だったんですが、ファンっていうのはどうなりますかね。
ファンはまさに僕なんじゃないかなと思います。ただそれをちょっと保証は出来ない。
―ひとひさんに近そうな何か。
うん、ですね。基本的には僕だと思うんですけど、夢中になりたいのかという違い?夢中になりたいのか共に歩みたいのか…違うな、彼女たちの歩いていく先、もしくは歩いてきたところに作られてる道、そして彼女たちが歩いていった先のその結果、そういったものを見届けたいっていうのが、その先ほど言った舞台袖から見ているときの僕の見解で、逆に偶像そのものとしての彼女たちを見ておきたい、見ていたいという時がファンとしての僕だと思う。ですかね。
―なるほど、ssに出ているプロデューサーさんはひとひさんではないけど別にひとひさんPもいると。
ですね。
―それに比較してファンだとssとかにいらっしゃるファンも恐らく自分じゃないかな、と。
自分に近いと思います。
―なるほど、わかりました。ここまで聞いてくると…すいません、僕はまたアイマス世界っていう認識の仕方をしてしまっているのですが。
大丈夫ですよ
―アイマスの世界が現実世界と同一というか…中にある、じゃないですね。現実世界の中にアイドルさんたちがいるっていう状況で敢えて映画監督という形で間接的な接触、そのカメラ、レンズを通した接触をするというのはちょっと不思議だなっていう感覚を持ってしまっていて。
はい。
―こう直接行かずにレンズを通すっていうのの意図っていうのはあったりするんでしょうか。意図というか背景でも大丈夫ですけど。
レンズを通す意図…多分、結局先ほどssに出てくるプロデューサーが僕かどうかっていう時にもお話をさせていただいたんですけど、結局のところ僕はそんなにできた人間じゃないですよ。できた人間、まともな人間だったら直接触れ合ってこう生きていく彼女たちと恋をされ、して生きていくことがあるかもしれませんけど、私はそんなご大層な人間ではない、まあ一種の遠慮の形のような気はします。そんな感じですかね。ちょっと僕も自分でもあんまりよくわかってないんですけど。
―なんかひとひさんをこう抉り取ってきてるようで申し訳ありませんが、心理的な距離みたいなものがそこに表れているんですかね。
そもそもあのプロデューサーっていうものがアイドルと共に歩むものではないと思っていてプロデューサーはあくまでアイドルの行く先を照らして迷った時には手を引き背中を押してあげて歩みを手助けするものであるとは思ってるんです。だから手を取り合って次の世界へ飛び込もうっていうのはまた違うんじゃないかなと思って考えています。
―立場とか目線とかは対等、同じというかではないっていう感じですかね。
ではないですね。
―一緒に成長ではないよというまあ非対称というとちょっとあれですけど。
一緒に成長ではないです、確実に。
―そういうプロデューサー観も影響していると。
そこも影響していると思います。はい。
―わかりました、私からは以上ですかね。
―(兎爺)凄く初歩的な内容なんですけども、ssを書こうと思われたきっかけって何だったんですか。
えっとですね、これはものすごく邪っていったらあれなんですけど、元々僕が艦これの方にいたというお話はしましたけど、その時から一応文字は書いていたんですね。当時は主に合同誌の方に参加をメインとしてさせていただいていたんですけど、丁度アイマスに触れかけていたタイミングが合同誌の方にあまり参加をしてなくて、でpixivの方もあまり更新をしていなくてというタイミングでして、その当時のフォロワーのうちの一人にこちらでもssを書いてる人間がおりまして、その方とお話した際にちょっと皆さんがご存じかどうかわかんないですけどとある合同誌がございまして、その合同誌について知ったんですね。その方から教えていただいて。で、まあそんなしっかりした合同誌でなんか面白そうなもんがある、じゃあ書いて参加したいって思ったんですねその時。それに対してその知り合い曰くpixivで何か一本でもssをあげてたら参加OKだってという話を聞きまして、じゃあpixivの方にあげてやれと、書いてあげてっていうのが最初ですね。
―じゃあ割とアイドルマスター関係なく文章を書くのがお好きだったっていうことだったんですか。
文章を書くのが好きというよりもそうですね、人が煌めく瞬間、世界が煌めく瞬間っていうものを何らかの形で納めたいと思っているというのが近いかなと。
―でその方法がひとひさんの場合は文章だったと。
そうなりますね。その結果として、僕のssの全体的な特徴として言われる掌編と言われるごくごく短い文字数で描き切るという形に表れてきてるのかなと思います。
―ありがとうございます。
はい、こちらこそありがとうございます。
―(Lotus)まず担当と推しについての質問です。
はい。
―推しについてなんですけど、なぜ裕美っていう気はするんですが割と。
そうですね。まあ僕がかなりこう収集癖がありまして比較的ですね。最初ハマった時に割とごそっと買ったんですね。シンデレラのCDを当時出ていたものを比較的ごそごそと買い集めまして、でそのCDもがさっと買ったんですけど、こう色々聞いていく中でずっと聞いていける曲といいますか飽きの来ない曲っていうのがやっぱり何曲か出てくるんですね。でミリオンに関してはそれが比較的大半だったのもあってその結果ミリオンにハマったと言えるんですけど、シンデレラだと数曲になります。十曲程度かな。でその中にソロ曲が二つか三つあるのかな、あって。片方が大槻唯ちゃんのRadio Happyなんですけど、そのもう片割れが関ちゃんの楽園になります。そこからちょっと広がっていったって形ですね。
―最初にソロ曲を聴いて、気になった子の中でそのまま来たのがっていう。
そうですね。ソロ曲も聞き飽きないと言いますか耳心地が良い曲だったっていうところが結構ポイントだったりしますね。後は声の質とかそこらへんも関係はしてきてると思うんです。キャラクター性についてはちょっと最近あまり触れられてないのであまり大きい事は言えません、そんな感じです。
―ありがとうございます。次に担当についてなんですけど、北九州発表時点では担当として紗枝と甘奈を挙げられていたと思うんですけど。
はい。
―これはどうなったと言うか今ではどんな感情なんでしょうか。
そうですね、シンデレラの方に関しては引退をしておりますのでちょっと何とも言えないですけど。シャニの方に関してはちょっと航空用語になってくんですけどモスボールが近いですね。動態保存っていいますか、まあ悪く言うとほったらかしですね、をしてまして。紗枝さん、シンデレラほど心は離れていないけどまあ追っかけをするほどではなくなったと言いますかね、そんな感じですかね。
―なるほど、ありがとうございます。あと一つ聞きたいことがあって、まつりの解像度のあたりについてちょっと気になってるんですけど。どのへんで「あ、まつりってここだ」っていうまつりの輪郭が掴めたといいますか、理解が深まりましたか。
これに関してはどちらかと言うと人間関係の方が結構関係していまして。学会の後かな、多分学会の丁度同時期ぐらいに、これss書きの方なんですけど飛鳥さんって方がいらっしゃいまして、その方とちょっとお知り合いになったんですね。その方がまつりPなんですね。でその方の書かれているまつりのssとかを読んでいくうちにその方の解釈に触れて解像度が高まっていったっていうのは正しいかもしれません。
―なるほど、ありがとうございます。
・取材後記
アイドルのいる空間を身近に感じながらそれを表現するときにはプロデューサーとしてでなく映画監督のような立場をとるというスタンスを伺えました。個人的には過去一難しい内容だった気がします。
次回はめろんソーダさんにお話をお聞きします。公開は【 3/6 】予定です!
主犯格多忙のため一週間遅らせてください…
(文責:Lotus)
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